男性にとって不妊治療の体外受精とは?

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体外受精という不妊治療

妊活中の女性:トモコ

(ノ≧▽≦)ノ

「産婦人科に通っていた時、体外受精をしている女性の人が意外に多く感じて意外だったな〜」

妊活中の男性:ジロー

(‘・c_・`)ゞ

「そうだね、人工授精が難しいと判断すると次に取り組むのが体外受精だけど金額的なことを考えると、悩む夫婦も多いだろうね」

妊活中の女性:トモコ

(ノ≧▽≦)ノ

「確かに経済的な面で踏み込めない夫婦はいるだろうけど、一番は後悔しない妊活をやってほしいね」

妊活中の男性:ジロー

(‘・c_・`)ゞ

「そうだね、年齢を重ねるたびに妊娠する確率は低くなっていくからね」

体外受精ってどんな不妊治療なの?

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体外受精は別名「IVF」と言われます。
(In Vitro Fertilization)

 

体外受精人工授精ページで紹介した「受精までの道のり:ステップ3」までを人工的に行う不妊治療と言えます。

 

しかし「受精までの道のり:ステップ4」の精子と卵子じゃ受精するのは自然任せなので、その点が顕微授精と違う点です。

 

しかし、体外受精顕微授精も受精したことを確認した上で子宮内に受精卵を戻すのは同じです。

 

 

体外受精における男性と女性の役割分担

 

体外受精の役割分担としてはほとんど女性側だけに負担がかかります。

 

女性は月経が始まると治療のための周期に入り以下のようなステップを踏みます。

 

体外受精:ステップ1

 

点鼻薬で排卵を止め、主に注射よって排卵誘発剤を約2週間投与する。

 

わざわざ、排卵を止める目的は人工的になるべく多くの卵子を採るためです。

 

体外受精:ステップ2

 

採卵するために、経腟超音波下で卵巣から卵子を取り出す。

 

実は、この採卵は女性にとって自然周期とはかなり異なる状態の体になっています。

 

なぜなら、自然周期で起こる普通の排卵であれば左右どちらかの一方の卵巣から1個だけです。

 

しかし、体外受精の場合は1個の卵巣だけだと受精しない可能性もあるので、卵巣を刺激し両方の卵巣から多くの成熟した卵子を取り出します。

 

この状態は、ホルモンバランスから言ってもかなりストレスがかかっている状態といえます。

 

この様に、卵巣が強く刺激されているため『卵巣過剰刺激症候群』が出てくる可能性があります。

 

『卵巣過剰刺激症候群』は別名「OHSS」と言います。
(Ovarian Hyperstimulation Syndrome)

 

体外受精:ステップ3

 

男性はマスターベーションによって精液を精採する。

 

体外受精:ステップ4

 

胚培養士(エンブリオロジスト)によって、受精させたあと培養させる。

 

体外受精:ステップ5

 

もし、受精卵が複数できた場合でも移植できるのは1個までと定められているので残りは凍結させ保存します。

 

胚を移植してから約2週間後に妊娠しているかどうかチェックしますが、胚をどのようなタイミングで移植するかで変わっています。

 

 

初期胚移植・新鮮胚移植

 

『初期胚移植』『新鮮胚移植』は別名「IVF-ET」と呼ばれます。
(In Vitro Fertilization Embryo Transfer)

 

シャーレの上で培養させた受精卵である胚は3〜5日後に子宮内も戻します。

 

このやり方は、採卵した周期に胚を移植するので体へ非常に負担がかかりました。

 

胚盤胞移植

 

『胚盤胞移植』は別名「IVF-BT」と呼ばれます。
(In Vitro Fertilization Blastocyst Transfer)

 

『初期胚移植』と違って、5〜6日ほど時間をおいて胚盤胞まで培養させます。

 

自然妊娠の場合でも受精卵が子宮内膜に到着するまで7〜10日されると言われているので、より自然な形で着床が期待できます。

 

凍結胚移植

 

『凍結胚移植』は別名「FET」と呼ばれます。
(Frozen Embryo Transfer)

 

近年では『凍結胚移植』が主流になっています。

 

その理由は採卵した周期をずらすことでホルモンも補充できますし、子宮内膜と受精卵の発育を合わせることができます。

 

その結果、妊娠率をあげることができますし、卵巣過剰刺激症候群 (OHSS) の心配も軽減できます。


どのような不妊症の夫婦が体外受精するの?

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男性側に不妊の原因がある場合は人工授精のケースとあまりかわりません。

 

 

以上の場合に体外受精が行われます。

 

人工授精を行うか体外受精を行うかOAT症候群の目安となる判断基準は以下の数値です。

 

  • 精子濃度 1千 (10,000,000)/ml
  • 精子運動率 40%未満

 

しかし、これもあくまで確率論から判断する目安であり確実な数値などはありません。

 

多くの産婦人科で経験かは判断しご夫婦と話し合って一番いい方法を探すことが大切です。

 

 

人工授精と体外受精が一番違うところ

 

人工授精体外受精不妊治療の違いは「受精を確認できるところ」です。

 

人工授精は受精することは確認できませんが、体外受精は受精が確認できます。


体外受精の理想と現実

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『凍結胚移植』の体外受精を含めての出産までの成功率を考えてみましょう。

 

あくまで、1つの産婦人科の統計の数値になりますが以下のような結果になります。

 

「34歳以下」

  • 初回採卵時45%
  • 2回目 46%

 

「35〜39歳」

  • 初回採卵時32%
  • 2回目 20%

 

「40〜41歳」

  • 初回採卵時15%
  • 2回目 10%

 

「42歳以上」

  • 初回採卵時6%
  • 2回目 4%

 

年齢によってかなり違いが出てくることがわかると思います。

 

 

体外受精にかかる費用

 

クリニックなど施設にかなりばらつきはありますが、40万円〜80万円かかるとも言われます。

 

保険適用外になるので、全額自己負担になるため高額医療になる不妊治療であることは間違いありません。

 

自治体によっては特定不妊治療費助成制度があるので、あなたのお住まいの地域が当てはまるのか調べてみるといいでしょう。


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