男性不妊『停留精巣』『間脳下垂体異常』『ムンプス精巣炎』

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他にも、珍しい男性不妊の原因とは?『停留精巣』『間脳下垂体異常』『ムンプス精巣炎』

妊活中の女性:トモコ

(ノ≧▽≦)ノ

「男性の不妊の原因っていろいろなことが考えられるんだね」

妊活中の男性:ジロー

(‘・c_・`)ゞ

「そうだね、不妊診療してくる中でも数パーセントの男性しか持っていない原因もあるからね」

妊活中の女性:トモコ

(ノ≧▽≦)ノ

「でも、そもそもほとんどが原因不明なんでしょ?」

妊活中の男性:ジロー

(‘・c_・`)ゞ

「そうだね、約70%は原因不明と言われているからね」

意外に多くの男性が赤ちゃんの頃『停留精巣』になっている

新生児を抱く母親

 

停留精巣とは読んで字のごとく「精巣が停留している状態」です。

 

女性のお腹の中で妊娠3ヶ月から9カ月の間の時間をかけて、男性の精巣は陰嚢の中に位置していきます。

 

この移動が途中で止まってしまうことが停留精巣となり、新生児の3〜5%にもみられる症状です。

 

生後1年半しても停留精巣のままであれば手術などをしないと、精巣を冷やすことができないため乏精子症につながるおそれがあります。

 

 

鼠経ヘルニアと精巣がんの予防につながる

 

停留精巣は高い確率で鼠経ヘルニアを併発します。しかも、精巣がんも『停留精巣』ではない男性と比較すると約40倍の確率で発生すると言われています。

 

 

成人してわかった『停留精巣』の男性不妊治療

 

成人になっても停留精巣のままの男性は少なからずいます。

 

片方の場合もあれば両方の精巣の場合もあり、成人男性で両側停留精巣の場合は全て無精子症と言われています。

 

この場合は精巣を陰嚢内に固定する手術をすることで、造精機能を高めることによって精子を作り出すことが可能ですが、この回復までに約半年以上はかかると言われています。

 

そのため、同時にMD-TESEによる顕微授精も考えておく必要があります。


ホルモンをうまく作り出せない『間脳下垂体異常』

血液検査の結果

 

脳の一部である間脳と下垂体ですが、この2つはホルモンの中枢と呼ばれています。

 

この中枢に異常がある場合は間脳下垂体異常の男性不妊となります。

 

ホルモンを作り出す臓器として甲状腺、副腎、性腺等がありますが、これらのホルモンを作り出す臓器の司令塔のような役目をしているのが、間脳と下垂体です。

 

精子を作る上でもホルモンが分泌されていることは非常に重要です。


『ムンプス精巣炎』はおたふく風邪が原因?

男性不妊が引き起こす子供の頃の悩み

 

普段には聞き慣れない『ムンプス』ですがムンプスウイルスによる人間に飛沫などによる感染症です。

 

このムンプスウイルスによる感染症は『流行性耳下腺炎』のことであり『おたふくかぜ』のことです。

 

思春期以降にかかると、男性の約20〜30%に『ムンプス精巣炎』になり精巣が腫れ不妊につながると言われています。


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精子がまったくいない! こんな男性はもはや妊活や不妊治療は無駄?
【記事一覧】

人間はがんに罹ったら抗がん剤治療を行います。しかし、多くの人は抗がん剤によって正常な細胞も傷つけることを知っています。つまり、男性や女性問わず生殖機能を傷つけ不妊症になる可能性も十分考えられるのです。

 

男性だけが持つY遺伝子による染色体異常によって男性不妊のおそれがあります。現代の不妊治療を持ってすれば子供を持つことも可能とされていますが、この染色体異常は子供に遺伝するといわれているので注意が必要です。

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